第6回 Minecraftカップ

works 応募作品-2022年-

作品No. 250
東京ブロック ヤング部門
作品名 ECO-DA
チーム名 ECO-DA
チームの特徴

「ECO-DAプロジェクト」、始動。
こちら研究発表→https://youtu.be/Hb76KwPElI0 是非ご覧下さい

チームメンバー

5

作品の中で注目して
みてほしいところ

作品の中で注目してみてほしいところ

本作品の中で最も注目して見て欲しい部分は、「ECO-DAドーム」と「世界の大樹」です。ドームはMakeCodeを使って、大樹は大部分をコマンドで、細かいところは手作業で制作しました。ドームについては、ストーリー上、「チームECO-DA」の生態系調査の拠点となる建造物で、かつインパクトがあり実用的なものだという理由で採用しました。ドームの素材をガラスにして、透き通ったガラスに光が差し込むような明るいデザインにすることで、将来に対する希望を見出せるように願いを込めました。大樹については、人々に恵みを齎すと信仰されてきた”天”の象徴として、自然崇拝の理念に基づき制作しました。その他にも、ドームの外の土地に手を加えなかったのは、ストーリーに忠実にするためです。この作品は敢えて不完全に作られています。彼らが自然の中で生き、生物生態系を調査する様子は、”読者”である皆さんの想像力が生み出すものです。

「作品テーマ」をワールド上で
どのように表現したか

「作品テーマ」をワールド上でどのように表現したか

今回の大会テーマが「生き物と人と自然がつながる家、まち〜生物多様性を守ろう〜」であることに基づき、我々が制作チームとして掲げたテーマは「人間と生物の共生の道の模索」と「持続可能な生活の大切さ」です。作品において工夫した点は、テーマをMinecraftデータの制作物でのみで表すのではなく、その作品の背景にあるストーリーを描くことで、作品に解釈の厚みと臨場感を持たせたことです。Minecraft内で制作したワールドには、様々な建築物や仕組みが存在していますが、これらは隅々までストーリーを忠実に再現したものであり、ブロックひとつひとつに意味があります。このストーリーとワールドは確かに、「作品」のひとつに過ぎませんが、この20XX年の未来が来るのは、50年後にも2年後にもなり得るのです。この物語の結末は、私たちの行動に委ねられています。
https://youtu.be/Hb76KwPElI0

どのようなことを調べたか

どのようなことを調べたか

今回、ワールドを制作するにあたって特に具体的に調べたことをまとめました。
・有機農法のやり方と意義
・高床式倉庫の設計(正倉院を参考に)
・蜂蜜の製造工程
・第6次産業の実現の仕方
・自然崇拝とは何か(日本神話やトーテミズムなど)
・建築基準法(特に28条)と建築基準法施行令(特に19条)
・学校教育法
・駅の構内図(線路配置など)
・林業について(自然林、二次林、人工林の違いやマーケティングなど)
・樹木の正しい葉の茂り方
・Minecraftのコマンドの打ち方やレッドストーン回路の仕組みなど
etc…

プログラミングなどを、
どのように使ったか

プログラミングなどを、どのように使ったか

Pythonというプログラム言語を用いて、ドームの制作を完全に自動で行った。
手動で行うと、作成に非常に時間がかかる上に、精密に作るのがむずかしく、ミスも発生しやすいという問題があった。
プログラミングを用い、ドームのブロックの配置を計算して自動で設置することで、これらの問題を解決した。
計算には、ピタゴラスの定理(三平方の定理)を用いて、できるだけ誤差のないようにしたことによって、穴が空いていないドームを作ることができた。

どのような計画をたてて
制作をすすめたか

どのような計画をたてて制作をすすめたか

ワールド計画の会合時、そして建造中、以下の点を計画した。
・日曜日を除いて、原則8時-10時もしくは20時-22時に2時間の作業を行う。
・日曜日は長時間作業日とし、3時間作業を行う。
・会合時に、ガラスドームの大きさと大雑把な設計を書いた。
・中心の樹木を中心として4区画に分け、1区画ずつ作成していった。
・ドームを手動で制作していた際は、1日何層というノルマを課し、一定のリズムで作成した。
・作業日に今日の目標を定め、作業を均等に、効率的に行えるようにした。

THUMBNAIL
サムネイル
MAP
マップ
MAKE CODE
MAKE CODE