応募作品-2020年-
注目してみてほしいところ
自分が所属している学校に対しての不満を解決できる学校を目指して、作りました。学校を「小中高大一貫・同校舎」という設定にすることで、学び直しなどをいつでもどれだけ基礎に戻る事も出来るようにしました。また、学校は社会生活の練習と言われる中、社会ではフリーデスク化が進んでいるが、学校でそのようなことはあまり進められていないと感じたため、生徒が授業ごとに教室を移動する、「大学スタイル」を採用しました。
「未来の学校」のMinecraft上での表現方法
まず、視覚しょうがい者の方も同じ学校に通えるように、点字で書かれた教科書を設置しようとしました。そこで、点などを羅列した本を作成し、その最後に「私は点字が読めないため、理解できない」の様な文章を添えた。また、スペースの都合上トイレを設置するスペースが無かったため、入ったらTPされる場所を作り、完全に別室でトイレを作った。そのなかでは、通常の倍以上に空間を開けた「車いす用トイレ」もいくつか設置した。
「未来の学校」をつくる上でどんなことを調べたか
フリーデスク化のメリット・デメリットを調べ、採用するとどんなことが起きるか考えた。また、制作時間の都合上あまり教室を設置することが出来なかったので、授業の一部を「オンライン授業」にすることとした。その中で、オンライン授業をそのように行うかを調べたり、考えたりした。最後に、バリアフリー化をする中で、車いすがどれだけの段差に耐えられるかを調べた。
プログラミング、レッドストーン回路を使用する上での苦労、工夫した点
トイレを設置するスペースが無かったため、小さな空間から別のスペースにTPされるようにした。また、校門から入ったらタイトル表示がされるようにコマンドを設定した。工事現場を再現するために、夜になったら工事音が鳴るようにした。また、それは夜中だけ・近くに居るプレイヤーにのみ聞こえるようにした。これらを設置していく中で、小さなスペースの中で思い通りに動く機構を作る事の難しさと完成した時の達成感を知った。
どのような計画をたて、どのように制作したか
作成計画は、まず「ひとりひとりが可能性に挑戦できる場所」の内容を分析し、どのようなものを作るかを考えた。それから次に、そこで考えた内容をどうやってMinecraft内で再現するかを思案した。そして、申し込みの時期が遅かったため、制作期間が1か月しかなかったため、前半と少しで1階を作りそれから2階にそれをコピーし、細部の調整をして、最後に屋上を作成することにした。