街のシンボルとして作った巨大な桜です。街のどこから見てもこの桜が見えようにして、これから街を発展させていく時に街の人の心の支えになるようにしました。 桜の木の素材はすべてサバイバルモードで集めました。幹はジャングルの木で出来ています。ジャングルを見つけるために、エリトラの滑空で片道３０分以上飛び続けました。何かを作るためには資源が必要ですが、実際にはクリエイティブモードのように無限に資源があるわけではありません。日本に輸入される資源もどこか遠くの国の自然を破壊して運ばれていることを考えることができました。限られた資源を有効に活用していくことが大切だと思います。
　建築もサバイバルモードで行っています。建築中に落下しても大丈夫なように村人と交流して装備を強くしました。枝に使うブロックを２種類使い、枝の細さや節を表現しました。桜は４種類のブロックを使うことで見ため目を良くしました。

　生物多様性を守るためには、必要以上に自然を破壊しないことが大切だと考えました。地球上の資源は無限にあるのではなく、使える資源は限られています。そのため、作品を「サバイバルモード」で作りました。欲しい素材を集めるために武器や道具にエンチャントをつけて強化したり、集めた素材を大型倉庫を作って効率よく整理したりしました。建築に必要な素材や装備の素材などはすべて自力で集めました。（※畑に使う種だけはクリエイティブモードで用意しました。）
　村人の食料を確保するために畑を作りました。農作物に集まった虫が水に落ちて、その虫を魚が食べます。魚のフンは微生物が分解して農作物の栄養になります。また、街に作った厠から糞尿を肥料にするように考えました。無駄をなくし人と自然が共存できるようにしました。今ある自然を大事にすることが大切なことに気がついてもらえるような作品になるようにがんばりました。

　江戸の街がリサイクルの街だったことを知りました。そこで、江戸のように資源や自然を大切にする考え方をヒントにして街づくりをしました。江戸の街には鍋を修理する人がいて、「ひび割れや穴が空いたところにハンダを流し込んでもう一度使えるようにできた」そうです。私もツルハシやオノの耐久度が下がってきたとき壊れないように修繕しながら使って資源を有効活用しました。また、厠と呼ばれるトイレから糞尿を取り出して肥料にする江戸時代の農業と魚のフンを微生物が分解して植物の栄養にするアクアポニックスの考えを取り入れて、トイレの整備や元の地形を生かした畑作りをしました。アクアポニックスとは「魚の養殖と植物の栽培を一緒に行うことで、魚の排出物によって養分が増えた水で植物が栽培され、栽培された植物が水を浄化する」という方法です。きれいな水が元の川に戻るようにすることで、水の環境を守ることを心がけました。

　井戸をエージェントというロボットに掘ってもらえるようにプログラミングしました。どんなに装備を強くしても溶岩に落ちてしまっては助からないので危険な作業をしてもらいます。エージェントのいるマスの周りを掘るようにプログラミングしました。エージェントは落下しないので、エージェントの下を掘らせました。真ん中を掘った後、前に１マス進み掘る、右に１マス進み掘ります。繰り返しを使って後ろに１マス進み掘るを２回、左に１マス進み掘るを２回、前に１マス進み掘るを２回行いました。右に１マス進み掘ってすべてが掘り終わります。そして後ろに１マス進み元の位置に戻るようにしました。最後に１マス下に進みます。これらを繰り返しのブロックでまとめて好きな深さが掘れるようにしました。
　レッドストーンを使ってサトウキビを自動で回収する装置を作りました。レバーを入れるとピストンが動きます。骨粉を入れると収穫できます。

　まず江戸の街と巨大な桜を作ることを目標にして始めました。作品テーマから限りある資源を自分で集めるサバイバルモードで行うことをルールにしました。もともとのワールドに村があったのでそこを拠点にして自然と共存できる街を作りました。村に近いところにチェスト用の巨大な倉庫を作りました。素材を管理することで効率よく活動できるようにしました。鍛冶屋と植物屋を作りました。桜の素材を集めるのにジャングルを探しましたが思うように見つかりませんでした。先に道路を整備して建物を作りました。エンダードラゴンを倒してエンドシップに行きエリトラを手に入れました。３０分以上飛び続けてようやくジャングルを見つけました。街の近くに足場を置いて巨大な桜を作る場所を考えました。巨大な桜を作りました。畑を作る場所を考えました。橋を作りその先に畑を作りました。井戸や厠を作り地下のディープスレートの採掘場とつなげました。