応募作品-2023年-
チームの特徴
栃木県足利市のSDLプログラミング教室から中学2年生2人組で参加します。
チームメンバー
2名
作品の中で注目して
みてほしいところ
最も注目してほしいのは、空を飛ぶ家です。現在、日本が力を入れているとても薄く、曇り空でも発電できるという太陽光パネルを空飛ぶ家の表面全体に利用して常時発電しています。家を地上から減らすことで、先進国の土地問題が解決し、気候環境が厳しい地域での生活も改善されるのではないでしょうか。空飛ぶ家は常に飛行しているわけではなく、夜や充電が不足した時などは塔にドッキングして充電できる仕組みとなっています。空飛ぶ家がドッキングする塔は巨大なため、プログラミングを使用して作成しました。Agentを使ってブロックを置く方法を採用しましたが、Agentにブロックを置かせるにはいくつか制約があるようでとても苦労しました。
「作品テーマ」をワールド上で
どのように表現したか
一つ目、空を飛ぶ家は、日本が力を入れている薄い太陽光パネルで動く大型ドローンのようなもので飛んでいます。また、地熱発電の施設で充電をすることができます。日常にかかせない水は大気中の水蒸気で作ります。これにより、地震による建物の倒壊の心配はいらず、住み続けられる街づくりにつながります。二つ目の河川の氾濫を防ぐ施設は、川の底につくり、台風や線状降水帯で川の氾濫が起きる恐れがある時に作動し、地下に水を流せます。これにより、住み続けられる街づくりを実現できます。三つ目の海水を飲めるようにする施設は、海水を処理して飲み水をつくります。これにより発展途上国の水不足も減り、誰もが安心してきれいな水を飲めることができます。四つ目は高いエネルギー変換効率の水力発電です。山の湧水での発電でコストを減らします。水力発電を増やし、クリーンエネルギーで住み続けられる街を目指します。
どのようなことを調べたか
発電技術について書籍やネットなどをたくさん調べました。新しい技術のことは書籍になっていなかったり、書籍になっていたとしても高額であったり、学校の図書館にはなかったので諦めました。ネットを中心に調べると、情報が多すぎで、書いてあることが全て正しいのか、筆者の先入観や偏った考え方なのではないかと思われる内容も多かった気がします。情報が溢れ過ぎているいる現在は、情報の本質を見極める力がとても重要なのだと感じさせられました。
プログラミングなどを、
どのように使ったか
今回は大きめな建物がありましたので、建物を作成する時にプログラミングすることで大幅な時間短縮が出来ました。建物を作るのはコマンドでも簡単にできるため、コマンドだと手間がかかってしまい面倒なことをプログラミングでやってみようといくつかチャレンジしてみました。水力発電の水車の部分をプログラミングで動かしてみました。結果は思ったように滑らかな動きにならず、失敗でした。その次に、津波発生の可能性を検知した際に、津波被害を軽減できるような防護壁が作られるようなプログラミングを組みました。最初はエージェントに一つ一つブロックを置かせるようなプログラミングにしましたが、エージェントがいる位置にブロックを置くとエージェントが閉じ込められてしまうような動きになり、閉じ込められる仕組みのルールが解析できませんでした。そのため、エージェントを使わずに座標指定でブロックを置くことで、解決させました。
どのような計画をたてて
制作をすすめたか
5月にテーマが発表されてからすぐに計画を立てました。まずはテーマに沿った建築物として、どのようなものを作るのかを考えるところから始めました。1つ以上組み込む必要があるSDGsの目標も昨年とは違っていたので、SDGsの5、7、11についてもネットを使ってどのようなことを実現しようとしているのか、どのようなことが実現されているのかを調べました。実際に検討されていることではなく、現実的ではなくても、私たち自身で考えたアイディアを出したいと思い、いろいろなことを考えながら、ワールド上に造っていくようなやり方で進めました。そのため、6月、7月は試行錯誤しながら、時には造っていたものを壊して造り直しながら完成させました。8月のアップデートで桜が出たので取り込みたかったのですが、8月はエントリーすることを優先して、分担して内容を考え、画像を加工したりしながらエントリー作業を進めました。