第6回 Minecraftカップ

works 応募作品-2022年-

作品No. 73
近畿ブロック ヤング
作品名 ~科学技術の躍進、人間と生物の境界と共存を目指して~ みんなで生き残る地球づくり
チーム名 チーム完走コン部
チームの特徴

大阪教育大学附属池田中学校のパソコン部で参加しています。 前回からの参加で、前回は近畿ブロック優秀賞の結果でしたので、今大会こそチーム一丸となって最優秀賞を目指します!

チームメンバー

10

作品の中で注目して
みてほしいところ

作品の中で注目してみてほしいところ

今年が初参加であったが、昨年からテーマにあるSDGsを主に考えた。その中でも、今回は14番と15番の海洋と陸地の環境に関する建築をそれぞれ考えた。中でもここでは、木糸工場(もくいとこうじょう)というものを紹介したい。これは、SDGs14番のマイクロプラスチック問題に大きく関わっている。まず、現在世界に存在する天然資源のウール、シルクなどの原料は、ほとんどを輸入に頼っており、国内で使える天然資源が必要とされている。そこで、間伐材を使った和紙の木糸が開発されている。日本で放置されてしまっている間伐材を利用することで国内林業の活性化にもなり、木糸で衣服などの製品を作ることができるので洋服のマイクロプラスチックも削減できると考え、作成に至った。

「作品テーマ」をワールド上で
どのように表現したか

「作品テーマ」をワールド上でどのように表現したか

我々の作品で生物多様性のキーポイントになるものは、人間の生活と自然界の境界を決めること、そしてその限られた条件のもと人と自然は関わり合ってみんなで地球を助け合うということを想像しながら制作を進めた。そして人が自然を救うためには、人の生活も助けないといけないと考え、どこでも働くことができる世の中を作ることも意識した。それにより、都会を作らない街づくりもできたと思う。また、人間と生き物たちの生活も生物に優しくするためだけに過去の時代の生活へと戻ることは地球の進化に繋がらないと考えた。ゆえに、生物の進化には科学技術との融合も大切と考え、科学技術の躍進とその先にある生物への良い影響をサイクルを意識して、ワールド作成ができた。

どのようなことを調べたか

どのようなことを調べたか

先生方から聞いたことを繋げて、木糸工場から基本的な浄水場やビルの内装まで施設に関することを多く調べた。その中でも、現実で開発が進んでいないものには、そのもととなった基本的な機械・工場の形や流れを主に作成に生かした。中には、外観の画像を大まかに検索してそれをマイクラ上で再現したものもある。最終的には、まだまだ開発途中のものをマイクラで拡張して良い仕上がりにでき、それを我々独自の作品案に変えられたと考える。

プログラミングなどを、
どのように使ったか

プログラミングなどを、どのように使ったか

今回は、MakeCodeを使う場面が少なくなってしまった。生物多様性をマインクラフト内で表現するうちに、どうしても動的な建造物よりも静的なものが増えてしまったこともある。そんな中、洋服工場のプログラムはうまく工場の動作と合わせて作ることができた。それに加えて、チャットコマンドやコマンドブロックを利用しておおまかな建設と水張り作業ができた。しかし、途中でミスが出てしまい、時間を食ったことや、ストラクチャーブロックで建造物を壊してしまい、迷惑をかけてしまった。なので、もっとコマンドの使い方を学び、ミスを減らして動的な建造物を増やしていきたい。

どのような計画をたてて
制作をすすめたか

どのような計画をたてて制作をすすめたか

6/1の開会と同時に、我々の在学する中学校の直属の大学にMicrosoftアカウント取得を申請したが、許可が降りず、貸与という形をとった。そして、ワールド作成の前に学校の先生方に生物多様性に関する話を聞き、それをもとにそれぞれの建造物の重要度を考えながら、プログラミング、コマンド、建築構想と役割分担をしてワールド作成した。夏休み中も、作業効率が落ちながらも上手く時間を合わせてワールド作成に邁進した。最後に、大事な建築を作りきって完成となった。しかし、アカウント取得に時間がかかり、夏休み中も予定を合わせるのに苦労して最後にギリギリ終わらせるような状態になってしまったので、そこを直して次に繋げたい。

THUMBNAIL
サムネイル
MAP
マップ
MAKE CODE
MAKE CODE